安心して、老いることのできる暮らしのお手伝い

釧路町社会福祉協議会のイベント

~幅広い世代の交流を通じて地域防災力の向上を図る~

「東日本大震災の教訓を踏まえた避難所運営訓練
~幅広い世代の交流を通じて地域防災力の向上を図る~」を震災が起きた3月11日(日)に開催しました。

道東では30年以内に高確率での巨大地震発生が懸念されており、津波による大きな被害が出ることは明白であり、多くの町民が被災してしまうことが想定できます。
 災害の初動時には、公的支援を得ることは困難で地域住民自らが主体となって避難所での生活を担っていかなければならない状況になることが予想されます。
 
 今回は、釧路地方気象台の地震津波防災官から「津波から身を守る」と題し、講話をしていただきました。北海道東部の地震活動の特徴の説明や東日本大震災の釧路での被害状況、地震当日の釧路川付近の動画を上映していただき、いざという時に命を守るための備えや行動について学ぶことができました。

 講和の後は、昼食・試食を兼ねて「北の災害食レシピ」を活用した炊き出し訓練をグループごとに行いました。
 耐熱性に富んだ“ハイゼックスシート”の中に、米や乾麺のうどん、ホットケーキミックスと材料をそれぞれの袋に入れ、カセットコンロで鍋に沸かしたお湯で炊き出しを行いました。
 メニューは「血液サラサラいわしの麦まるうどん」、蒸しパン、ごはんの3種類です。災害時でも栄養価が高く、ライフラインが使えない状況でもおいしく簡単にでき、身体もあたたまり、おなかも満たされる内容でした。

 午後からは、北海道釧路東高等学校の生徒さんが講師となり、北海道教育大釧路校の学生さんにも協力をいただき、避難所運営ゲーム(Doはぐ)をグループごとに体験しました。会場である東高校を避難所に見立て、様々な避難者やイベント(課題)に対応するため図面を見ながら避難者の振り分けや物資の配分などを行っていく内容です。
 読み手が避難者の状況や課題を書いたカードを読み上げ、その内容を参加者で話し合いながら避難所を運営していくゲームとなっています。
 
 このほかにも、会場の中には釧路地方気象台と北海道警察釧路方面本部、釧路方面釧路警察署のパネル展示が行われました。

 
 

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釧路町社会福祉協議会について

 誰もが安心して暮らせるよう、地域住民の皆さまや公私の社会福祉関係者が互いに協力して地域社会における福祉課題の解決に取り組み、公的制度によるサービスを利用するだけではなく、住民参加による地域人々のつながりを大切に、お互いに助け合う関係や関係やその仕組みづくりを目指しています。

基本理念

 釧路町における社会福祉事業その他の社会福祉を目的とする事業の健全な発達及び社会福祉に関する活動の活性化により、地域福祉の推進を図ることを目的としています。

連絡先

釧路町社会福祉協議会
〒088-0628 北海道 釧路郡釧路町東陽大通西1丁目1番地1 釧路町保健福祉センターあいぱーる内
Tel : 0154-40-5220
Fax: 0154-40-5255

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