10月19日〜21日、台湾の台北市において、国際社会福利協会中華民国総会の主催のもとで「2009年ICSW北東アジア地域会議」が開催されました。
  同会議には、ICSW北東アジア地域に所属する台湾，韓国，香港，そして日本の4者から社会福祉関係者計46名が出席しました。わが国からは、本会の長尾立子理事長他15名が参加しています。また、今回の会議は、全国社会福祉協議会が参画し1996年から毎年行われ今年で第14回目となる「日本・韓国・台湾民間社会福祉代表者会議（日韓台会議）」とあわせて開催されました。
  第2日目のセミナーでは、午前は日韓台会議として「長期介護保険の社会福祉政策課題」を、また午後は北東アジア地域会議として「金融危機という津波の下での社会福祉の苦境と対応策」をテーマとして、各国から現状や課題についての報告が行われました。第3日目には、基隆市に移動し障害者や高齢者の社会福祉施設の視察が行われ、3日間を通じて各国の民間社会福祉関係者間の情報交換と交流の促進がはかられました。
  セミナーでの各国報告につきましては、今後本ウェブサイトにてご紹介していく予定です。