自然と共に、人と共に

じぃばschool(生産活動・木工品販売)

じぃばschoolについて

■じぃばschoolのはじまり
交通手段が限られ、ゲートボール活動などの休止により、社会活動の機会が減っている方も多く、住民の集いの場の確保は喫緊の課題となっています。そんな折、当時九州保健福祉大学の小川敬之教授(現在京都橘大学教授)より、デリバリー作業(自宅での軽作業)の実施について提案を受け、本村の特色を活かした木工加工製品の作成を行うこととなり、その後村内で消費されるゴミ袋作成にも取り組むこととなりました。
作業を実施するにあたっては、小集落単位での活動からスタートし、徐々にその活動範囲を広げているところです。


■じぃばschoolの目的
社会参加の機会が少なくなった高齢者の方に外出する機会を設け、数名の仲間と会話を楽しみながら手作業を行い、できあがった商品を販売しその売り上げの一部を工賃として支給することで、生きがいとやりがいを感じ、併せて健康増進を図ることを目的としています。
皆さんの作ったものが村内で消費されることで、「地域貢献」活動になり、村外の方が手に取ることで村のPR(社会貢献)にもつながることを期待しています。


■名称の由来
「じぃば」は①じぃじばぁばと②地場産品をかけており、「school」は“習うは一生”にちなんでいます。


【取り組み紹介】

■木工加工
粗く削り出された諸塚産の杉材を村内の高齢者が1つ1つ手作業で磨き販売しています。製作は作業所が1ヶ所、自宅での個人作業が1名で活動し、現在はしゃもじ、木べら、絵馬の3つの商品を作っています。
パッチワーク状に広がるモザイク林やシイタケ栽培の産地として、森と暮らしを共にしてきた諸塚村の特色を活かした取り組みの1つです。

■可燃物ゴミ収集袋の作成
諸塚村指定の可燃物ゴミ収集袋の作成、販売をしています。
ゴミ袋は20Lと45Lの2種類で、透明の袋に氏名記入シールを貼り付け、畳む、梱包するという作業を現在4つの作業所で取り組んでいます。指先に集中して作業を行うため、最初は仲間と会話を楽しむ余裕などありません。ですが、作業を重ねる毎に、会話をしながら、歌を歌いながらでも手が動くようになります。
 作成したゴミ袋は、諸塚村商工会に納品し、村内の店舗で販売さ
れます。

資料 :じぃばschool)はじまり・目的・由来・取り組み紹介.pdf

▲ページトップへ戻る

作業所紹介

【木工加工】

▸小布所作業所
作業開始  * 平成26年6月18日
作業日   * 毎週金曜日 9:00~12:00
作業場所  * 荒谷地区小布所集会所
作業内容  * 木工製品の研磨作業、ゴミ袋作成、いきいき百歳体操
作業所紹介 * 諸塚村の玄関口に位置する荒谷地区の小布所集落。
ここでは、小布所集会所で毎週金曜日にいきいき百歳体操と木工製品の研磨作業をしています。作業は、支援員含め4名と少ないですが、体操だけの参加者もあり、毎週賑やかにゆったりした時間を過ごしています。当時、材料の加工を依頼していた宮崎県の伝統工芸士でめんぱ作りの名人である甲斐安正氏の指導を受けながら磨く技術を高め、現在では指先の感覚で完成度を見極め作業する80歳代の達人達です。
そして、諸塚村のじぃばschoolはここから始まりました。

▸個人作業
塚原地区 甲斐 耕平 さん
作業開始 * 平成30年10月27日
作業内容 * 木工製品の研磨作業
紹  介 * 仕事に熱い耕平さん。生活に物足りなさを感じるという相談から、自宅で作業を始めることになりました。若い頃から諸塚村で農林業に携わってこられ、木材についての造詣も深いです。1本1本仕上がりにこだわり、納得のいくまで磨き、今では研磨作業が生活の張り合いとなっています。


【ゴミ袋作成】

▸諸塚作業所
作業開始 *平成27年12月24日
作 業 日 *毎月第2、第4火曜日 9:00~11:00
作業場所 *諸塚地区諸塚公民館
作業所紹介*支援員2名、作業員6名で作業を開始しました。諸塚村の中心部にある公民館で、現在は演歌の曲に合わせながら70代~80代とは思えない手際で作業をこなしています。明るい性格の作業者が多く、いつも賑やかで笑いの絶えない作業所です。「じぃばschoolで集まっておしゃべりすることが楽しみ」というのが皆さんの口癖です。


▸飯干作業所
作業開始 *平成30年8月27日
作 業 日 *毎週月曜日 9:00~11:00
作業場所 *飯干地区飯干公民館
作業所紹介*支援員1名、作業員7名で活動を開始しました。作業場所の飯干公民館がある飯干地区は、日本一早いと言われる山開きが行われ、大自然に囲まれた場所で毎週作業を実施しています。現役で農作業に従事されている方が多く、作業でも仕事熱心な方が多いです。


▸立岩作業所
作業開始 *平成30年10月25日
作 業 日 *月2回(木曜日) 10:30~11:30
作業場所 *立岩地区立岩公民館
作業所紹介*支援員2名、作業員15名で活動を開始しました。諸塚神楽の一つである桂神楽の奉納や推定樹齢600年の矢村杉があり、とても神秘的な所です。いきいき百歳体操(約30分)をしたあとに1時間ゴミ袋の作成をしています。体操でも作業でも笑いが絶えず、とにかくチームワークが良い作業所です。
いきいき百歳体操と作業を始めてから、体も心も元気!という方が増えました。


▸万ヶ原作業所
作業開始 *平成30年11月26日
作 業 日 *月2回(月曜日) 9:30~11:30
作業場所 *小原井地区万ヶ原集会所
作業所紹介*支援員4名、作業員5名で活動を開始しました。畜産業が盛んで、田畑の風景がとても美しい場所に集会所があります。月に2回の作業ですが、それぞれ持ち寄ったお手製の焼き菓子や漬物を並べて、お茶の時間にも力を注いでいます。作業者によっては、作業内容を選択してもらい、同じ空間で木工製品の研磨作業にも取り組んでいます。

下記PDF資料には、各作業風景等の写真も掲載しております。ぜひご覧ください。

資料 :じぃばschool)作業所紹介.pdf

▲ページトップへ戻る

商品一覧

1枚1枚心を込めて丁寧に磨き上げ、諸塚村の焼き印を施しております。プレゼントお土産等にいかがですか。


●しゃもじ 1本400円(税込)
(50本以上で1本あたり300円(税込み))

木材のしゃもじは、ご飯がよくひっつくことから縁結びに例え、結婚式の引き出物としてもご注文をいただいている商品です。ひっちーて(ひっついて)なんぼ!縁結び!


●木べら(別名:ターナー) 1本500円(税込)
(30本以上で1本あたり400円(税込み))

もろつかじぃばschoolの木べらは軽くて炒め物に最適です。
大切な方への贈り物としてもおすすめ。
様々なご縁に感謝して、「あなたに会えてよかっターナー!」


●絵馬 1枚350円(税込)
(50枚以上で1枚あたり300円)

絵馬には、苦を抜く地蔵様として諸塚村で親しまれている「苦抜木地蔵」の焼き印が押されています。
諸塚村の杉で苦が杉さるかも?!



ご注文等につきましては、地域包括支援センターふれあいへお問い合わせ下さい。

資料 :じぃばschool商品一覧.pdf

▲ページトップへ戻る

お問い合わせ・ご注文・ご相談

お問い合わせ・ご注文・ご相談の方は、お気軽にお問い合わせ下さい。お問い合わせフォームからのメールでのお問い合わせも受け付けております。

地域包括支援センターふれあい
諸塚村大字家代2683番地(諸塚村役場1階)
電話:0982-50-8577(じぃばschool担当)

▲ページトップへ戻る

© 2024 copyright (c) 諸塚村社会福祉協議会 allrights reserved