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福祉のひとに聞く【学生に聞く】

茨木 聡史

ほぼ全員が大学へ行く進学校だったため、選択は「どの学部へ行くか」だった。母親が保育士をしていたことから「なんとなく」福祉に興味を持つ。担任に「人との関わり、つながりの中で仕事がしたい」と相談したところ、社会福祉をすすめられたこともあり、社会福祉学科へ進学。

人と関わるのが好きだから、福祉を選択

福祉に興味を持ったのは、母親が保育士として働いていたことの影響が大きいと思います。「人と関わる仕事をしたい」という漠然とした思いがあって、その点、福祉の仕事は「人と人とのつながり」をダイレクトに感じられそうかな、と。とはいっても、大学に進学する時点では、福祉に対する強い思いがあったわけではありません。進路を考える上で「ちょっとでも興味があること」を選んだ、いうのが本音です。
大学に入って最初の1、2年は、勉強というより遊び中心の毎日でしたね。高校までは勉強を頑張ってきたから、その後しばらくは「ご褒美タイム」みたいな感じです。授業では、社会福祉の概要や歴史といった大きな視点を学んでいましたが、将来について本気で考えることもなく、ただただ楽しく過ごしていました。
3年生になると、周囲の空気が一変して「就活」という言葉が飛び交いはじめます。親からも「どうするの?」と聞かれるので、自分でも将来について考えるようになりました。「大学で学んだことを直接活かせる仕事に就きたい」。それが僕の基本的な考え方なので、福祉の仕事に就こうと考えたのはすごく自然な流れです。もちろん、どんな仕事に就いても、これまで学んできたことは何かしら活かせると思いますが、僕はそれらを「ダイレクト」にいかしたいと思っています。
実際、実習で現場に行き、人とふれ合う中で「こういう仕事もありかな」と思いました。福祉っていうとキツいとか、汚いとか、辛い面ばかりクローズアップされがちですが、現実にはそればかりじゃない。確かに大変だと思う部分もありますが、自分にとってはそれ以上の「やりがい」が感じられそうな仕事です。僕は人とふれ合うのが好きだし、困っている人を助けてあげられたら、その仕事に対して「誇り」や「やりがい」を感じられると思う。世間で言われるようなマイナスイメージを気にせず、ごく普通に「福祉の仕事に進みたい」と思っています。

現場を経験してから大学院で学び直したい

学年が進むに従って学ぶ内容は分野ごとに分かれていき、より専門的になっていきます。福祉に広い世界があることに驚きましたが、考えてみれば、人間は赤ちゃんとして生まれ、成人し、高齢者となっていくわけですから、それぞれのシーンに福祉のサポートがあることは当然のことですよね。
僕は児童福祉のゼミを選んだので、卒業後は生活課題を抱えた子どもたちを支援する仕事をしたいと思っています。これもまた、母親の影響が大きいのかもしれませんが、2年生の実習で保育園に行き、子どもたちと関わったことがきっかけです。子どもたちと接する仕事がすごく楽しかった。自分が幼い頃、母親が夜遅くまで園児たちのために働いていたことが、初めて理解できた気がしました。
当初、卒業後は大学院に進もうと思っていました。でも今は、まずは福祉施設で働き、現場の実情を学んでから、大学院に戻ろうと思っています。現場で働いたこともないのに、資料や調査だけで論文を書いたところで、その内容には何の説得力もありませんから。まずは現場を知ることです。実際に働いてみたら考え方が変わるかもしれないし、現場が好きになって、一生そこで働き続けるかもしれませんが、それはそれでいいと思っています。
メディアでは福祉のネガティブなイメージばかり伝えるし、周囲からも「福祉なんか選んで、将来はどうするの?」と言われることもあります。でも、実際にはそんなに重いことばかりじゃありません。自分が頑張ることで、世間一般の暗いイメージを吹き飛ばしたい。そして、その思いや経験を次の世代に伝えていきたいと思っています。

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