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福祉のひとに聞く【働くひとに聞く】

介護福祉士(高齢者施設) 人生の先輩であるご利用者から多くのことを学べる仕事

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PROFILE

芝 里美 介護福祉士

私の仕事

ご利用者の生活支援を行い、その生活を最後まで見届ける

特別養護老人ホームで、介護福祉士として働いています。ここの施設ではユニットケアを行っているのですが、その大きな特徴は、基本的にすべて個室だということです。ご利用者9人を1ユニットとして、各ユニット3〜5名位のスタッフが担当しています。相部屋中心の施設では、ご利用者とコミュニケーションをとることが難しい面もありますが、ここでは、介護職員の担当するご利用者の人数が少ないこともあり、一人ひとりのご利用者とじっくり関わることができます。
特別養護老人ホームでは、常に死というものが目の前にあります。わかっているつもりでも、私自身、初めてご利用者が亡くなられる場に立ち会った時は、ショックで泣いてしまいました。その時、隣室のご利用者から「悲しいけれど、この人はこれから天国へ行くのよ。そう考えれば笑って見送ることもできるでしょう」と声をかけられたんです。その言葉を聞いて私も気持ちを切り替え、「これまでありがとう」という気持ちでしっかりお見送りすることができました。職場の先輩から教わることはたくさんありますが、人生の先輩であるご利用者からより多くのことを学べる仕事だな、と感じています。

忘れられないエピソード

ご利用者の家族と関わることの大切さ、そして仕事のやりがいを実感

介護施設で働くということは、ご利用者とコミュニケーションをとるだけでなく、そのご家族とも、きちんと関わることが大切です。ご利用者の中には、親類縁者との関わりがほとんどない方もいらっしゃいますが、中には、ご家族を大切に思うが故に、摩擦が生まれてしまうこともあります。
ベッドで過ごすことの多いお母さまをずっと自宅で介護してこられた女性の方の場合も、そんなケースでした。いよいよ自分一人での介護が難しくなったため、お母さまが私たちの施設を利用されるようになったのですが、娘さんにとって自分の目が届かなくなることをとても心配されました。私たちはご利用者と公平に接しているつもりでも、娘さんにとってはもの足りないようで、「全然見てくれない」と言ってスタッフに辛く当ることもしばしばでした。
そこで、施設長に頼み込んで話し合いの場を設けてもらい、自分が思っていることを正直に伝えるよう心がけました。その甲斐あって、時間はかかりましたが、徐々に信頼していただけるようになっていきました。
そのご利用者が亡くなられる前の晩には、娘さんといろいろな話をしました。そして、夜勤明けで帰宅準備をしている私に、彼女は最後に言われたのです。
「今までいろいろありがとう。私の母はとても幸せだったと思う。あなたにも辛くあたってしまったけど、これからもがんばって下さいね」
いろいろ苦労はあったし、この仕事は辛いことばかりだと思ったこともありました。でもこの言葉を聞いたことで、嫌なことはすべて吹き飛んでしまった気がします。そして、この仕事を選んで本当に良かったと、心から思いました。

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