

- 「福祉」という言葉にはたくさんの意味があります。
多くの方は、福祉というと、高齢者や障害のある方の介護や、病気などで毎日の生活に困っている人を助けるといった様子を思い浮かべるのではないでしょうか。
程度の違いはあっても人が生きて行く上では、様々な困難や課題に出会うことがあります。そして、時には自分一人だけでは解決できない場合もあります。心身に不自由があったり、家やお金がなかったりするなどで、生活に困るという状況にある時には、その人に寄り添って、その人が抱えている困難や課題を解決するために支えていくことが福祉にとって重要な仕事になります。そして、それ以外にも、皆さまが住み慣れた地域でその人らしく「安心・安全」に、よりよい暮らしができるようにサポートすることも福祉の大切な仕事になっています。 


- 福祉の仕事はものをつくったり売ったりするのとは違い、「人」を相手にその人が必要とする福祉サービスを提供する仕事です。対象となる「人」は、高齢者、障害のある方、子ども、その他生活に困っている方など様々で、これらの人々をサポートする仕事は、大きく9つに分かれています。
- 介護(ケアワーク)の仕事:高齢者や障害のある方の生活をサポートする
- 保育の仕事:保護者とともに子どもたちを守り、育てる子育てのパートナー
- 相談・援助・調整の仕事:一人ひとりの悩みを聞き、課題解決にむけて計画をつくり実行する
- 看護・保健・医療の仕事:からだやこころの悩みの回復をお手伝いする
- リハビリテーションの仕事 :こころとからだの機能回復を通して社会復帰をサポート
- 栄養・調理の仕事:食事を通して健康で豊かな生活をサポートする
- 運営・管理の仕事:施設をまとめ運営・管理していく縁の下のちからもち
- 行政の相談所の職員:福祉の相談窓口として地域の人々のくらしをサポートする
- 市区町村社会福祉協議会の職員:みんなが安心して暮らせる「福祉のまちづくり」を推進


- 福祉サービスを提供する場所に、福祉施設があります。
福祉施設では、児童、高齢者、心身に障害のある方や、生活に困っている方などに必要な福祉サービスを提供したり、場合によっては保護したりしています。また、それらの方々が抱える課題や悩みを一緒に考え、いろいろな人や機関と協力しながら専門的なケアを行うことで、その人らしい自立した生活ができるようなサポートも行っています。
また、利用者が生活する入所施設、自宅で生活しながら通う通所施設、利用者の家庭を訪問してサービスを提供する在宅サービスというようにサービスの内容によって勤務時間などが異なります。 


- 資格の種類は、仕事によってさまざまです。また、就職するために資格が必ず必要かどうかについても仕事によって異なります。ここでは、9つの仕事と必要な資格、あると就職に有利になる資格を表にまとめました。あなたの興味のある仕事にかかわる資格はどんなものなのか、眺めてみてください。
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介護 高齢者、障害がある方への介護 - ・介護福祉士
- ・介護職員基礎研修修了
- ・訪問介護員
(ホームヘルパー) - ・ガイドヘルパー
保育 子どもの保育 ・保育士 相談・援助・
調整さまざまな分野での相談援助業務(生活相談員・生活支援員) ・社会福祉士
・社会福祉主事任用資格介護保険サービスのケアプラン策定 ・介護支援専門員
(ケアマネジャー)精神障害者関係の相談援助 ・精神保健福祉士 児童福祉施設での相談や生活支援 ・児童指導員任用資格 心の悩みに関する相談、診断、治療 ・臨床心理士 保健・医療 さまざまな分野での看護 ・看護師
・准看護師
・保健師リハビリテーション 高齢者や障害児・者のリハビリテーション ・理学療法士
・作業療法士
・言語聴覚士
・視能訓練士
・義肢装具士栄養・調理 さまざまな分野での栄養管理・調理 ・栄養士
・管理栄養士
・調理師運営・管理 さまざまな分野での運営・管理 ・社会福祉主事任用資格
行政の相談所の職員 福祉事務所、児童相談所、婦人相談所、身体障害者更生相談所、知的障害者更生相談所 ・社会福祉主事任用資格
・査察指導員任用資格
・児童福祉司任用資格
・身体障害者福祉司任用資格
・知的障害者福祉司任用資格
・老人福祉指導主事任用資格市区町村社会福祉協議会の職員 福祉のあるまちづくり推進 ・社会福祉士
・社会福祉主事任用資格

























